2008-01-01から1年間の記事一覧

レッドクリフ Part I(2008年)

2点。本場中国人の三国志と身構えてみたけれど、意外と日本でおなじみの三国志像と特に変わらなかった。それとも日本人を意識して作られたのかわからないけども。孔明がハトを飼ってるぐらいじゃないかな。てか孔明はかなり空気だった。ある意味リアルではあ…

ガチ☆ボーイ(2008年)

いやまあ病気をダシにした作り話ってあまり感心しないし、非常に予定調和な映画なのだけれど最後の試合は感動しない方がおかしい。反則すぎる。忘れてるはずのプロレス技を繰り出していく所は本当にテンションが上がる。映画でこんなに感動したのははじめて…

恋愛睡眠のすすめ(2006年)

4点。異常に子供っぽい主人公が他人事におもえないし、夢パートに出てくるダンボールの車とかビルがかわいい所とか、とにかく作り手の感覚に感心しっぱなし。普通の感覚だとどうしても精神世界ってもっとグロテスクな映像にしがちだよね。それをあんな風にポ…

バンテージ・ポイント(2008年)

3点。超映画批評で95点。『明日、君がいない』といいなんでこんな評価になるのかなと不思議なのだけれど、おれも『運命じゃない人』を見たときにかなり興奮したから、要はあんまりこの手のやつを見たこと無いんじゃないのかなあ。毒舌とか言っといてそういう…

ブラッド・ダイヤモンド(2006年)

3点。ダイヤモンドの採掘権を巡って政府とゲリラが争っているから、それを給料3ヶ月で買ってる人は考えた方がいいよっていう話。こういうダイヤを紛争ダイヤモンドというらしい。個人的に興味深かったのはダイヤモンドを扱う企業がダイヤを買い占めて希少価…

明日、君がいない(2006年)

超映画批評で97点を叩き出した作品。学校で誰かが自殺したというシーンから始まって、次々と悩みや問題を抱えた生徒たちが登場するっていうアイデアはたしかに斬新。みてる途中、ああこれは自殺を選ばない人間も実は自殺と隣り合わせなんだっていう表現なの…

ショコラ(2000年)

3点。チョコと海賊と火事が一度にみられるジョニーデップの集大成。 伝統やしきたりに縛られた村が、流れ者のチョコレート屋によって解放されていく話なのだけど、流れ者の人が安定した暮らしを望まない理由とか父親がどうしていないのかとかがはっきりしな…

人のセックスを笑うな(2007年)

2点。インパクトのあるタイトル(副題が秀逸)のわりに本編はいちいち長くてかったるかった。映画通に言わせると無駄に見えるシーンにも意味があるらしく、例えば最後の方の広場をぐるぐる回ってるだけのシーンは時間の経過を暗示してるらしい。ふたりが最初…

手紙(2006年)

3点。犯罪者差別モノ。あんまり使いたくないけど、オチが読めるつーか意外性の無い話だった。犯罪者の家族まで差別していいのかってテーマなんだろうけど、わからんしなあそんな事。本人が信用できる人間だったら背景とか関係なく信じられるし、まわりもその…