2006-01-01から1年間の記事一覧

私の頭の中の消しゴム(2004年)

ファミマ大活躍。前半は素直に面白かった。ひったくりを退治するところとか無駄にかっこいい。物語の冒頭から忘れっぽいところを出してるわりに、一向にアルツだということが出てこない。病気が本格的に出てきたと思ったら、主人公が昔の恋人を半殺しにした…

ミリオンダラー・ベイビー(2004年)

3点。うーん気分の悪い映画だなあ。一般的な映画だと酷い事をした悪役は必ずその報いを受けるのに、この作品に出てくる嫌な奴はそうでもないんだよね。それに加えてラストがあの展開だと観てる人は楽しくないよなあ。 で、仕方ないからこの映画を宗教とかア…

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)

4点。おれぐらいの年だと別に懐かしくねーしなあとおもってたけど浅はかだった。忘れてしまっているのはできすぎたベタベタのいい話をいいとおもう感情。あの世界の人々は焼きとり食べたり白黒テレビ観るだけでとても幸せそうに生きている。今の時代ではなか…

デスノート the Last name(2006年)

3点。まあ退屈はしないという点で、悪くはないデキだと思う。原作とは異なる衝撃のラストってのは言い過ぎだとおもった。超映画批評でも指摘されているとおり、結末部分にいくつかの疑問点がたしかにあった。なぜLが確信を持ってあの作戦を実行できたのかが…

THE 有頂天ホテル(2005年)

いくらなんでもそんなにいろんなこと起きないだろ。大勢の登場人物が面白いように絡みあっていくという三谷先生が得意とするスタイルですが、それをやりたいがために大勢いるだけって感じですよ。簡単に言うと無理やり。そういう配置してるんだからそりゃそ…

誰がために(2005年)

1点。浅野忠信主演の社会派映画。ある日、最愛の妻がなんとなく少年に殺されてしまう。犯人は少年だからという事でたいして罰せられない。浅野はその現実に耐えられず、仇討ちのためにナイフを購入するというストーリー。単純に言ってつまらない。前半は妻と…

笑の大学(2004年)

2点。三谷幸喜大先生の舞台を映画化したコメディ。喜劇の脚本家が脚本を書いて、それに検閲官が難クセをつけて却下するの繰り返し。まずこれは映画でやる意味がよく分からない。2人きりで台本を読んでくだけの話で映像的にも面白くないし、たまに別のシーン…

ハウルの動く城(2004年)

4点。不評だった覚えがあったけど、面白いとおもった。声の違和感は声優を使わないジブリの持ち味だからいまさらどうしようもない。反戦まるだしかよという意見があるけど、そこはあまりにも単純化されてて確かにあれがメッセージだとしたら下手すぎる。 な…

エレファント(2003年)

1点。コロンバインの銃乱射事件が起こった日の生徒たちや学校の様子をただ撮っただけの異色作。冒頭からやたらと映像が奇麗。そうすると事件の悲惨さが映えるの?たぶん映画監督的にそれぐらいしかやる仕事がなかったんだろうとおもうけど。80分しかないくせ…

ベルリン、僕らの革命(2004年)

2点。金持ちの家に忍び込んでは何も盗まず、ただ部屋のモノを動かしたりして精神的ダメージを与える「反・資本主義活動」に励む2人の若者。金持ちの車にうっかり追突してしまったために、多額の借金を背負ってしまった親友の恋人を連れその金持ちの家に侵入…